水道調査
2015/11/22
水道調査とは不動産業者が不動産売買に際して(主に売買)行う
物件調査の一つを指す。
不動産調査においては、取引対象自体に引き込まれている水道管の
設備概要及び全面道路に敷設されている水道管の状況までを
買主に説明することとなっている。
敷地内の配管等については、横浜の場合、各区の水道局に調査依頼を行い調査が
行われる。
問題となるのは、既に引き込み管が敷設されている場合に、取引後の使用に
耐えられるかという点である。
水道管自体も時代の流れと共にその構造は大きく変化しており、鉛を使った鉛管(健康被害に
考慮して現在では使用禁止)、鉄管(数年で錆による赤水が発生)等の場合は再工事が
必要となる。
また、道路上の本管についても、敷設されている全ての本管から取り出しが可能とは
限らない上、本管自体が行政管理(公設管)ではなく、民間の持ち物(私設管)の場合には
持ち主からの許可を得ておく必要がある。