掘削調査
2015/11/22
掘削調査とは不動産物件を取引する際、
不動産購入後の新築工事等に備え、前面道路や該当工事に関わり
掘削工事が行われる可能性がある、道路部分の掘削等級や規制の概要を
調査する行為を指す。
具体的に道路掘削が必要となる工事は、水道・下水等の引き込み工事、
歩道の切り下げ工事などが該当する。
道路の舗装等級は該当道路の通行量や通行車種により異なっており、
L等級等の名称で区別されている。
トラック等の大型車両の交通量が多い道路では、車両の重量による
道路沈下を防ぐため、舗装形式もより強固なものになっている。
水道工事等で、一度掘削した道路は、工事前と同等級の舗装工事にて
復旧せねばならず、
舗装等級により復旧費用にかなりの差異が発生する。
また、掘削規制が設定されている道路ではより高額な復旧費用が発生がするため
更なる注意が必要である。