地盤改良
2015/11/22
地盤改良は建物を建築する際、地盤軟弱等による地盤沈下を防止するために
行われる建築工程を指す。
建築基準法上においても、建物の種類により必要な改良基準が定められており、
地盤調査の結果、必要な地耐力が得られない場合には、物件に適した方法で
地盤改良が行われる。
地盤改良にはいくつか種類があり、
鋼管杭を打ち込む方法や、土地の表層をコンクリートと攪拌して地盤を
強固にする表層改良。
支持層まで、コンクリートの柱を埋め込む柱状改良などがある。
但し、地盤改良を行わなくとも、十分な地耐力を有する場所もあり、
地盤改良を行っていないことが必ずしも、
建築における不備ではないことに注意が必要である。