固定資産税
2015/11/22
固定資産税とは土地や家屋を対象として課税される地方税である。
償却資産についても課税されるが、
不動産用語を対象とした用語解説につき、今回は言及しないものとする。
土地・家屋に関しては、法務局に備えられた登記簿等により
行政が課税を行う。
税率は1.4%であり、土地・家屋の固定資産評価額に表記税率をかけて算出される。
固定資産評価は土地の場合、路線価を基準に算出される。
但し、前面道路の幅員や地形によっても一定の基準で評価額算出に反映されるため、
明確な算出基準は公開されていない。
建物に関しては、建物の構造により、㎡あたりの評価基準が明確にされている。
土地との最大の相違点は、建物の経年変化を考慮した償却がなされる点である。
尚、居住用財産等に関しては、表記の基準により算出された固定資産評価額に
控除が加わり、
税額が軽減される場合がある。